さぶりなの映画日記

ロックダウン生活で始めた映画のこと、アメリカ生活のこともちょっぴり

韓国で大ヒットした『エクストリーム・ジョブ』フライドチキンを用意して観てください。

韓国映画大好きなんですよ。特に、アクション系、刑事系、社会派系。今回の『エクストリーム・ジョブ』はアクション・コメディ。なんでも韓国で歴代興行収入一位になったとか。

あらすじは

必死で事件や事故を追っているのに実績ゼロで解体の危機を迎えているコ班長(リュ・スンリョン)率いる麻薬捜査班。国際犯罪組織による麻薬密輸の情報を得て、コ班長はチャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンらと共に、犯罪組職のアジト近くの冴えないフライドチキン屋で潜伏操作を開始。突然、チキン屋の主人が店を売出すと言い出し、捜査官たちは店ごと買い取って偽装営業をしながらアジトの監視を続けます。最初はフライドチキン屋は全くの偽装だったのに、形だけでもフライドチキンを作って売り出したほうがいいだろうとなり、フライドチキン商売も始めます。思いもがけず、マ刑事の出身地である水源カルビ味チキンが大当たり。捜査が後回しになるほど店は大繁盛。そして、とうとうアジトからフライドチキンの出前オーダーが入り、捜査のチャンスが訪れます。

f:id:LoongNoteChan:20201130014428j:plain

韓国フライドチキン

映画のオフィシャルウエブサイトに載っているのがこんなストーリーです。

もちろん、間違ってはいないんですが、これを読んだらたいていの人が「そうか、刑事が偽装で始めたフライドチキン屋が大繁盛して、それでいて検挙も出来たんだな。」と予想すると思うんですよね。

ところが、韓国映画ってそんなに単純じゃない。だから面白いんです。

前半は確かに刑事ということを忘れてフライドチキン屋に没頭し、捜査がおざなりなる本末転倒的なドタバタ劇が繰り広げられます。

後半はちょっぴりネタばれですが、フライドチキン屋に思いがけずチェーン店として拡大しないかとの誘いがあります。そしてこのチェーン店拡大が実は......と、後半はコメディタッチながらハラハラして観ました。

いつも思うことで、ジャンパー姿の韓国映画の刑事さん達は(日本映画の刑事さんはスーツ姿ですよね。)とても庶民的な雰囲気でリアルな感じがします。

この映画はアクションコメディで、アクションありますけど、ダメ刑事さんと言う設定だから、カッコイイアクションがなくてどこか親近感湧きます。それと韓国映画にある思わず目をそむけてしまう血だらけシーンもなく安心して観れましたね。

韓国映画で好きなこと、もう一つ。物事がスムーズに進まないときによく「アァー!」って皆さん口にするこの「アァー!」が何故か好きです。日本語とは全くイントネーションが違うし、本当にもう嫌になるぜ!って感じで、口癖になりそうです。

f:id:LoongNoteChan:20201130014323j:plain

絶対にフライドチキン食べたくなる

映画を観た後は、絶対フライドチキン食べたくなりますので、気をつけてください!

私も翌日、韓国フライドチキン屋に走りました。プレーンなフライドチキンとソースが絡まったタイプがありました。ソースはシークレットソース、カルビソースとか数種類あります。ソースが絡まったフライドチキンはかなりベタベタして、日本ではあまりないタイプの唐揚げですよね。さらに、サイドでオーダーした大根キムチが箸休めにぴったり。

映画に出てくるカルビ味チキンも気になったところ、映画のオフィシャルブログからレシピサイトにリンクがありました。レシピによるとコーラもソースに使用されてるんですね。

これを書いてたら、また、フライドチキン食べたくなってきた~。